目次
プラセンタとは
プラセンタ
英語名 Placenta は胎盤のこと
哺乳類の胎盤から栄養素などの成分を抽出した胎盤エキス
胎盤は生命の源
胎盤には生命の源ともいえる栄養素が含まれています。
●アミノ酸―細胞をつくる原料
●タンパク質―身体をつくる栄養源
●脂質―身体をつくる栄養源
●糖質―身体をつくる栄養源
●ビタミン―身体の機能を正常に保つ役割
●ミネラル―身体の機能を正常に保つ役割
●核酸―遺伝子の修復や新陳代謝の調整(エイジングケアに効果)
●酵素―免疫力アップ
それぞれの役割をみてもわかるように
胎盤には胎児の育成には欠かせない栄養素が多く含まれています
プラセンタの効果
●抗炎症作用
●抗アレルギー作用
●組織修復作用
●病気に対して抵抗力を付ける
●臓器や細胞の働きの活性化
●肝機能向上
医療の現場でも活躍するプラセンタ
医療用プラセンタ注射薬は
慢性肝疾患治療や更年期障害の治療薬として
保険適応が認められている注射
プラセンタの種類
プラセンタと一口にいっても
種類や価格も様々
もちろん高価なものほど
効果も高いのですが
懐と相談しながら自分にあったものを
長期間使用することが一番大事です
原料 | 効果 | 価格 | 特徴 | 用途 |
---|---|---|---|---|
馬 | 高い | 高い | 豚の1.2~1.5倍の アミノ酸を含有 |
主にサプリ |
豚 | 普通 | 安価 | 大量生産できるので安価に手に入る | サプリ ドリンク |
羊 | 高い | 普通 | ヒトに近い アミノ酸組成 |
主にサプリ |
植物由来 | 少し | 普通 | 胎座から抽出 | 化粧品 |
ヒト | 高い | 保険適用可 | 医療機関でのみ | 注射のみ |
馬プラセンタ
年に1回、1頭だけの出産なので妊娠期間が長い。
飼育環境が徹底しているため良質。
安全性の高いプラセンタエキスが抽出できるといわれている。
豚プラセンタ
豚は年に2回、1度に10頭前後の子豚を出産
プラセンタエキスを大量に抽出・生産できるため安価
プラセンタ商品の原料の主流
成長因子の活性力など胎盤の質の面で馬よりも劣る
羊プラセンタ
人間の胎盤に近いアミノ酸組織を持つ
拒否反応が起こりにくく体内への浸透力が高い
拒否反応が出るケースとしては発疹や赤みなど
注意
2001年に厚労省が狂牛病のリスクを考え
「反芻動物(牛・羊)の胎盤を原料に使用してはならない」と通達
日本で手に入る羊プラセンタ関連の商品はすべてニュージーランドやスイスからの輸入品
植物由来プラセンタ
胎盤にあたる「胎座」から有効成分を抽出
アロエ、クロレラなどの胎座を使用するケースが多い
アミノ酸やビタミンが豊富
植物由来のプラセンタには成長因子が含まれない
美肌効果、健康面での効果やアンチエイジング効果が薄い
ヒトプラセンタ
医療機関でのプラセンタ注射の原料としてのみ利用される
薬剤メーカーが契約している産婦人科から提供される日本人の胎盤が原料
美容・アンチエイジング目的の場合は保険適用外
コメント